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佐是恒淳(さぜ つねあつ)の歴史小説『方略は胸中にあり-ハリスと渡り合った男』(2017刊)は多くの参考資料を使って書き上げられました。あくまで、出来事、人物の履歴は史実で、それを解釈しながら登場人物の心の動きを創作しました。小説であるため、作品中の記述と参考資料の頁数との対応までは示しませんが、原稿には残してありますので、お問い合わせがあれば、お答えできる場合があります。
◆岩瀬忠震伝記
松岡英夫『岩瀬忠震』中公新書 一九八一年
京口元吉「岩瀬肥後守忠震とその手記」早稲田大学史学会編『史観』第六十二冊 一九六一年
川崎紫山『幕末三峻』春陽堂 一八九七年
土居良三『幕末 五人の外国奉行-開国を実現させた武士』中央公論社 一九九七年
綱淵謙錠『幕臣列伝』中央公論 一九八一年
◆関係者伝記
土居良三『開国への布石-評伝・老中首座阿部正弘』未来社 二〇〇〇年
高村直助『永井尚志』ミネルヴァ書房 二〇一五年
仲田正之『人物叢書・江川坦庵』吉川弘文館 一九八五年
◆史書、研究書、通史、論文
德富蘇峰『近世日本国民史』二九、三二、三三、三五、三六、三七、三八、三九、四四巻 明治書院 一九二八年
小西四郎『開国と攘夷 日本の歴史十九』中公文庫 一九七四年
小川恭一編著『江戸幕藩大名家事典』原書房 一九九二年
小川恭一編『寛政譜以降旗本家百科事典』東洋書林 一九九七年
笹間良彦『江戸幕府役職集成』雄山閣 一九七二年
大久保忠国・木下和子編『江戸語辞典』東京堂出版 二〇一四年
日置昌一『日本系譜総攬』講談社学術文庫 一九九〇年
成瀬哲生『関西大学所蔵「徽典館学頭交替名前(徽典館学頭名録)」について』山梨大学教育人間科学部紀要第 10 巻 二〇〇八年
保田晴男『ある文人代官の幕末日記-林鶴梁の日常』吉川弘文館 二〇〇九年
『日本城郭大系・八巻長野・山梨』新人物往来社 一九八〇年
加藤祐三『黒船異変』岩波新書 一九八八年
宇佐美龍夫『新編・日本被害地震総覧』東京大学出版会 一九八七年
維新史料編纂事務局『維新史』二巻 明治書院 一九四〇年
大石慎三郎『江戸時代』中公新書 一九七七年
桑原武夫編『日本の名著・新井白石』一九八三年
金澤裕之『幕府海軍の興亡―幕末期における日本の海軍建設 一八五三~一八六八』
防衛大学校総合安全保障研究科後期課程論文 二〇一四年
家近良樹『孝明天皇と「一会桑」幕末・維新の新視点』文春新書 二〇〇二年
家入良樹『幕末の朝廷 若き孝明帝と鷹司関白』中公叢書 二〇〇七年
神戸市立博物館『特別展 江戸城障壁画の下絵』一九八八年
河内八郎『伊達宗城とその周辺:岩瀬忠震とその書翰』茨城大学人文学部紀要. 人文学科論集 一九八九年
石井孝『日本開国史』歴史文化セレクション 吉川弘文館 二〇一〇年
横浜開港資料館『ペリー来航と横浜』二〇一二年
「なぜ、日本は高品質の生糸を提供することができたか?」中央大学商学部河邑ゼミ9期生そのまんまあんま班
河北展生ら『木村喜毅(芥舟)岩瀬忠震書翰』近代日本研究 一九八八年
スタットラー著 金井圓ら『下田物語』社会思想社 一九八三年
朴栄濬『海軍の誕生と近代日本』関口グローバル研究会 二〇〇三年
西川武臣「横浜開港と国際市場-生糸貿易と売込商の軌跡」明治維新史学会編 講座明治維新第八巻 有志舎 二〇一三年
◆刊行史料
岡田章雄訳『エルギン卿遣日使節録』雄松堂 一九六八年
石井良助監修『編年江戸武鑑―文政武鑑二』 柏書房 一九九二年
妍芳園蔵『蒲桃図説』国会図書館デジタルライブラリ
続群書類従完成会『重修寛政諸家譜』八木書店 一九八〇年
「匏庵遺稿」『続日本史籍叢書』
「昌平学科名録」江戸旧事采訪会編『江戸』第二巻
『大武鑑(中)』名著刊行会 一九六五年
岩瀬忠震書翰研究会編『橋本左内宛 岩瀬忠震書翰注解』二〇〇四年
勝海舟全集刊行会編『勝海舟全集十二 陸軍歴史二』講談社 一九七四年
勝海舟全集刊行会編『勝海舟全集八 海軍歴史一』講談社 一九七三年
坂田精一訳『ハリス日本滞在記』岩波文庫 一九五四年
『日本圖會全集・江戸名所圖繪巻一』吉川弘文館 一九二八年
『江戸切絵図 芝・高輪辺絵図』尾張屋版 読売新聞社 一九九〇
斉藤月岑著 金子光晴校訂『増訂武江年表』平凡社東洋文庫 一九六八年
福地櫻痴著 佐々木潤之助校注『幕末政治家』岩波文庫 二〇〇三年
福地源一郎著 石塚裕道校注『幕府衰亡論』 平凡社東洋文庫 一九六七年
◆その他
『パン祖の由来』(株)伊豆倶楽部の説明書 二〇一六年